DETAIL
天然草木を100%使用した染料で染める。
”草木染手描き友禅訪問着” 新潟
〈古代草木琥珀染〉
柏の木から採取される琥珀から色素を抽出して下染めをし、更に上に重ね染をすることにより絹の上に琥珀の重厚な美しさを表現する。琥珀とは樹木から出る樹脂が化石のようになったもので、その色は、白味がかった美しい黄色が特徴です。
野山に自生している草木の根、葉、花、実などから幾多の手作業を経て色素を抽出し、刷毛で染め、さらに明ばん、鉄、胴、錫、などを溶かした液を刷毛で染め空気で発色させます。
堅牢度を高める為の独自の処理法により、地色も含めまろやかな深みのある色合いに変化し、化学染料による一般のキモノとの違いを際立たせます。